狩猟免許試験の申請先・公式ページ【全国47都道府県一覧】第一種・第二種銃猟
狩猟免許試験は住所地の都道府県でしか受けられません。だから最初にやることは「自分の県の担当課を見つけること」です。ところが担当課は県によって環境部局だったり農林部局だったりし、申込先も県庁とは限りません。ここでは47都道府県すべての担当部署と公式ページを、全件リンクが生きていることを実際に確認したうえで一覧にしました。あわせて全国で共通のことと県ごとに違うことを分けて説明します。
最終更新:2026年8月10日
1まず押さえる:受けられるのは「住んでいる都道府県」だけ
鳥獣保護管理法第41条は、狩猟免許を受けようとする者は「その者の住所地を管轄する都道府県知事に、申請書を提出し、かつ、管轄都道府県知事の行う狩猟免許試験を受けなければならない」と定めています。
つまり「隣の県のほうが日程が早いから、そちらで受ける」ということはできません。まず自分の住所地の欄を見てください。
2全国で共通のこと(県が違っても変わらない)
- 免許は4種類——第一種銃猟(装薬銃と空気銃)・第二種銃猟(空気銃のみ)・わな猟・網猟。
- 知識試験は三肢択一式30問・90分。内訳は法令13問/猟具6問/鳥獣9問/鳥獣の保護及び管理2問で、正解率70%以上(21問以上)で合格。
- 受験手数料は1種類につき5,200円。すでに有効な狩猟免許を持っていて別の種類を受ける場合は試験の一部が免除され、1種類につき3,900円。
- 年齢要件——銃猟(第一種・第二種)は受験日に20歳以上、わな猟・網猟は18歳以上。
- 免許の有効期間の満了日は9月14日(法第44条)。同じ年度でも受ける回によって使える期間が変わります。
出典:鳥獣保護管理法施行規則 第54条(e-Gov法令検索)/高知県「狩猟免許試験の試験内容について」(問題数の内訳)
3県ごとに違うこと(ここを見落とすと1年待ちになる)
①担当している部局が県によって違う。環境部局(自然保護課・自然環境課)の県が多いのですが、長野県は林務部、三重県・島根県・岡山県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県は農林水産部局が担当です。「環境課に電話したらうちではないと言われた」が起きます。
②申込みの窓口が県庁とは限らない。北海道は住所地の総合振興局・振興局(14か所)、愛知県は住所地を所管する県民事務所等が窓口です。高知県は試験事務そのものを県猟友会に委託しています。
③実施回数と、回ごとに実施する免許の種類が違う。令和8年度は千葉県が10回、東京都・埼玉県が6回、岩手県が3回。回によって「わな猟のみ」の回があります。銃猟を受けたい人がわな猟だけの回に申し込むことはできません。
日程そのものは毎年変わるため、このページには載せていません。試験日程と申込みのページで主要な都道府県の実際の日程と、10月の試験なのに申込が5月で終わっている回があるという落とし穴を解説しています。
447都道府県の担当部署と公式ページ
下の表のリンクは2026年8月10日に全件アクセスして、実際に開けることを確認したものです。担当部署名は環境省「都道府県別狩猟免許に関する問合わせ先・申請先」の記載(2026年8月10日取得)ですが、※を付けた県は組織改編で変わっていたため、県自身のページで確認して直しています。
電話番号はあえて載せていません。課の再編で番号は変わり、こちらが古い番号を載せると「違う課にかけさせる」ことになるためです。番号は必ずリンク先の公式ページに載っています。
| 都道府県 | 担当部署 | 公式ページ・特記 |
|---|---|---|
| 北海道 | 環境生活部 自然環境局 野生動物対策課※ | 公式ページ 申請の窓口は住所地の総合振興局・振興局(14か所)。前期と後期に分けて実施。 |
| 青森県 | 自然保護課 自然環境グループ | 公式ページ |
| 岩手県 | 環境生活部 自然保護課 野生生物担当 | 公式ページ 令和8年度は年3回。回によって実施する免許の種類が違う。 |
| 宮城県 | 環境生活部 自然保護課 野生生物保護班 | 公式ページ 電子申請システムからの申込みに対応。 |
| 秋田県 | 生活環境部 自然保護課 鳥獣保護管理班 | 公式ページ |
| 山形県 | 環境エネルギー部 みどり自然課(自然環境担当) | 公式ページ |
| 福島県 | 生活環境部 自然保護課 野生生物担当 | 公式ページ |
| 茨城県 | 県民生活環境部 自然環境課 自然・鳥獣保護管理 | 公式ページ |
| 栃木県 | 環境森林部 自然環境課 | 公式ページ |
| 群馬県 | 環境森林部 自然環境課 | 公式ページ わな猟を受ける18歳・19歳(受験日現在)は手数料が免除。 |
| 埼玉県 | 環境部 みどり自然課 野生生物担当 | 公式ページ 令和8年度は年6回。第6回はわな猟のみ。 |
| 千葉県 | 環境生活部 自然保護課 狩猟・保護班 | 公式ページ 令和8年度は年10回と多いが、回ごとに実施する免許の種類が決まっている。 |
| 東京都 | 環境局 自然環境部 計画課 鳥獣保護担当 | 公式ページ 令和8年度は全6回とも4種類すべてを実施。ただし10月の回が前期の申請期間(5月締切)に属する年がある。 |
| 神奈川県 | 環境農政局 緑政部 自然環境保全課 野生生物グループ | 公式ページ |
| 新潟県 | 環境局 環境対策課 自然共生室※ | 公式ページ 取得希望者向けの講習会が無料(狩猟読本も無料配布)。 |
| 富山県 | 生活環境文化部 自然保護課 野生生物係 | 公式ページ |
| 石川県 | 生活環境部 自然環境課 | 公式ページ |
| 福井県 | 安全環境部 自然環境課 | 公式ページ |
| 山梨県 | 森林環境部 みどり自然課 自然保護担当 | 公式ページ |
| 長野県 | 林務部 森林づくり推進課 鳥獣対策・ジビエ振興室 | 公式ページ 狩猟の担当が環境部局ではなく林務部にある県。 |
| 岐阜県 | 環境生活部 環境企画課 | 公式ページ |
| 静岡県 | くらし・環境部 環境局 自然保護課 | 公式ページ 年間計画を毎年4月下旬に公表。「狩猟免許取得ガイドブック」を無料で公開している。 |
| 愛知県 | 環境局 環境政策部 自然環境課 野生生物・鳥獣グループ | 公式ページ 申請は住所地を所管する各県民事務所等へ(本庁ではない)。 |
| 三重県 | 農林水産部 獣害対策課 捕獲管理班 | 公式ページ 例年6月下旬〜9月上旬に年3回程度。日程は毎年4月に県公報で告知。 |
| 滋賀県 | 琵琶湖環境部 自然環境保全課 生物多様性戦略推進室 | 公式ページ |
| 京都府 | 農林水産部 京都林務事務所 | 公式ページ |
| 大阪府 | 環境農林水産部 動物愛護畜産課 野生動物グループ | 公式ページ |
| 兵庫県 | 農政環境部 環境創造局 鳥獣対策課 | 公式ページ |
| 奈良県 | 農林部 農業水産振興課 鳥獣対策係 | 公式ページ |
| 和歌山県 | 農業環境・鳥獣害対策室 | 公式ページ |
| 鳥取県 | 生活環境部 緑豊かな自然課 | 公式ページ |
| 島根県 | 農林水産部 森林整備課 鳥獣対策室 | 公式ページ |
| 岡山県 | 農林水産部 農村振興課 鳥獣害対策室 | 公式ページ |
| 広島県 | 自然環境課 野生生物グループ | 公式ページ 狩猟専用の情報サイト(HuntingLicense)を持っている数少ない県。 |
| 山口県 | 環境生活部 自然保護課 自然・野生生物保護班 | 公式ページ |
| 徳島県 | 農林水産部 鳥獣対策・ふるさと創造課 鳥獣管理担当 | 公式ページ |
| 香川県 | 環境森林部 みどり保全課 鳥獣対策・野生生物グループ | 公式ページ 申請書は県のみどり保全課のほか、各市町の鳥獣行政担当課でも入手できる。 |
| 愛媛県 | 県民環境部 自然保護課 生物多様性係 | 公式ページ 県猟友会が試験前の事前講習会を実施。 |
| 高知県 | 中山間地域対策課 鳥獣対策室※ | 公式ページ 試験・更新・狩猟者登録の事務を県猟友会に委託。申請は試験日の12日前まで。 |
| 福岡県 | 農林水産部 経営技術支援課 | 公式ページ |
| 佐賀県 | 農林水産部 生産者支援課 | 公式ページ |
| 長崎県 | 農林部 農山村振興課※ | 公式ページ |
| 熊本県 | 環境生活部 自然保護課 | 公式ページ |
| 大分県 | 森との共生推進室 森林環境保護班 | 公式ページ |
| 宮崎県 | 環境森林部 自然環境課 野生生物担当 | 公式ページ |
| 鹿児島県 | 環境林務部 自然保護課 | 公式ページ |
| 沖縄県 | 環境部 自然保護課 自然保護班 | 公式ページ |
出典:環境省「都道府県別狩猟免許に関する問合わせ先・申請先」(2026年8月10日取得)および各都道府県の公式ページ(2026年8月10日に全件アクセスして確認)
5この一覧を作るときに分かったこと
この表は環境省の問合わせ先一覧を出発点にしていますが、そこに載っている47件のリンクを実際に1件ずつ開いたところ、13件(およそ4分の1)がページの移転により開けませんでした(2026年8月10日時点。北海道・宮城県・群馬県・東京都・新潟県・福井県・静岡県・愛知県・三重県・香川県・愛媛県・高知県・長崎県)。都道府県のサイトは数年おきに作り替えられるためで、リンク切れは珍しいことではありません。
そこで13県すべてについて、県自身のサイトで現在の狩猟免許のページを探し直し、あわせて担当部署名も変わっていた3県(北海道・新潟県・高知県)を直してこの表を作りました。リンクは黙って死ぬので、当サイトでは全47件を機械で定期的に開き直して確認しています。
6県が決まったら、次は試験の中身
7試験対策アプリ「銃猟ウカール」
第一種銃猟免許・第二種銃猟免許の知識試験に対応した学習アプリです。本番と同じ三肢択一30問の模擬試験を、上の法令13/猟具6/鳥獣9/保護管理2の配分どおりに何度でも受けられます。
出典・参考にした公式発表一覧
- e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(第41条=住所地の知事に申請/第44条=有効期間)
- e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則」(第54条=知識試験の出題範囲)
- 環境省「都道府県別狩猟免許に関する問合わせ先・申請先」(担当部署名の出典・2026年8月10日取得)
- 高知県「狩猟免許試験の試験内容について」(知識試験30問の内訳・合格基準70%)
- および上の表にある47都道府県の各公式ページ(2026年8月10日に全件アクセスして確認)